発展したソーシャルネットワークサービスの裏側

現実を切り取るネットの世界

作り出した仮想現実

上に述べたように、人間には認められたいという欲求があります。
そのために、SNSを使っていかに自分が輝いているものを持っているのか、どんな日常を送っているのかをシェアします。
つまり、SNSを意識した結果行きつく先はみな同じ。
自分を演じるという作業です。

現実にはない自分をSNSという仮想現実において作り出し、様々な工夫を凝らして自分の価値を高めます。
常に仮想の自分を作って、現実の自分として生きていないわけです。
楽しみをシェアするはずのSNSで、シェアすることが目的となって楽しめないというのが、SNS疲れといわれる問題点の根底です。
人に認められたいがために生み出した仮想現実ですが、ただ疲れる以上の問題点がそこには潜んでいるようです。

SNSが社会を壊す

みなさんは、このような話を聞いたことがあるでしょうか。
あるSNSにケーキパーティーの写真を載せるため、ケーキを60個購入した女性がいました。
しかし、実際にいるのは女性とその友人3人。
当然、普通の女性3人にケーキ60個なんて食べられるはずありません。
結局女性は食べきれなかったケーキを全て廃棄したそうです。

問題はさらに続きます。
それを見かねたケーキ屋さんはケーキの値段を上げて大量買いを防止します。
すると、本当にケーキを楽しみたい人が損をするという現象が今まさに起こっているのです。
SNSの世界に生き、SNSに縛られた結果、それが現実の世界でも大きな影響を与えてしまいます。
では、SNSに縛られず、SNSを楽しむにはどうすればよいでしょうか。


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