発展したソーシャルネットワークサービスの裏側

社会問題となったスマホ病

SNSでシェアするとは

SNSの目的は楽しみをシェアすることです。
たとえば、今日のお昼ご飯だったり、町での買い物だったり。
そしてそれに対して、仲の良い友人だったり、たまたま見かけた初対面の人だったりがコメントして交流を深めるというものです。

みなさんは、お気づきでしょうか。
人間の心理として、人に認められたいという欲求があります。
アドラー心理学では、人間の最終欲求は、世に理解されることであり、世に認められることである、という定義づけがされています。
つまり、楽しみを共有するにおいて、相手に認めさせるという目的があるのです。
この目的を満たすために、人は工夫をします。
いわゆる、加工という作業です。
このような行動の裏側にあるのは全て人に認められたいという欲求であり、相手の理解を得られないことへの恐怖でもあります。

友達だからという束縛

スマホ病は一般に知られているように、若い世代に多いものです。
また、スマホの使用時間が長いほどその依存度は高くなります。
上に述べたように、SNSとは楽しみをシェアする場所です。
そこで友達とメッセージをやり取りするうちに、作り上げた楽しみの場が生活の一部となります。

すると次第に、その場所を失うことへの恐怖の気持ちが生まれます。
つまり、メッセージに対して早く変身しなければという義務感や、スマホを常に持ち歩いていないと落ち着かないといった、スマホ病の症状が現れます。
友人とのつながりをより深めるためのはずのSNSがいつのまにか主役となり、とあるアンケートの結果では、友人との関係はSNSによって支えられているという回答をした小中学生は少なくありませんでした。


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